バフェット銘柄のビッグ4の現状について考えてみた。
バフェット銘柄ビッグフォー
バフェットのポートフォリオに対する割合は、この4銘柄で60%を超える。
【WFC】 ウェルズファーゴ 23.88%
【KO】 コカコーラ 15.13%
【IBM】 アイビーエム 11.91%
【AXP】 アメリカンエクスプレス 11.05%
この主要4銘柄は、買い増しされている事がままみられる。
特に、アイビーエムについての買い増しニュースがこの1年間はよく聞かれる。
バフェットがそれぞれの銘柄を購入した時期はばらばらであるが、私の場合を考えてみると、2015年~の本格参入であった。
なので、これらの銘柄のYTD、本年の株価推移を見てみることにした。
株価推移(年初来版)
YCHARTSより
2015年のYTD(year to date)、年初来の株価は下記であった。
S&P(水色) +2.07%
WFC(黄色) +4.78%
KO(紫色) -5.26%
IBM(緑色) +3.13%
AXP(赤色) -14.1%
S&Pよりも株価上昇していたのは、【WFC】のみであった。
コカコーラとアメリカンエクスプレスのマイナス分が大きいので、年初来ではバフェットポートフォリオはS&Pに劣っている可能性が高いと思われる。
ちなみに、私の米国株ポートフォリオもS&Pには劣っている…泣
だが、このような短期的視点ではバフェットは考えていないだろう。
長期投資こそ彼の代名詞だ。
10年前からの株価にて比較しようとしたが、バフェットはIBMを10年前にはまだ保持していなかったと思われる。
従って今回は、5年前からの株価比較を実施した。
バフェット銘柄の株価5年推移
YCHARTSより
この5年間での推移は下記であった。
S&P(水色) +95.17%
WFC(黄色) +112.3%
KO(紫色) +59.17%
IBM(緑色) ?+30.16%
AXP(赤色) +87.20%
なんと5年推移でみた場合でも、S&Pに勝っているのはウェルズファーゴのみであった。
とくにIBMはまだまだ株価低迷中だ。
バフェットの言う通り、しばらく株価低迷が続いてくれた方が買い増しチャンスが大きくなって良いのかもしれない、とポジティブにとらえてみる事にした。
今回、バフェットが素人に対してはインデックス投資を進めていた事を改めて思い出した。
個別銘柄に加えて、SPY等のインデックスをポートフォリオのベースの一つとしても良いかもしれない。
NISAにバフェット銘柄
そうは言っても、オマハの賢人が選択する銘柄は鉄壁。
そのような銘柄をNISAで保有するのは良い選択。
5年間保有していれば勝率はかなり高いはず。
まとめ
バフェット銘柄のビッグ4(ウェルズファーゴ、コカコーラ、アイビーエム、アメリカンエクスプレス)について、株価の年初来と5年推移をS&Pと比較検討した。
年初来でも、5年推移でもS&Pに対して1勝3敗であり、どちらの期間でも【WFC】ウェルズファーゴのみが勝利していた。
バフェットは素人に対してはインデックス投資を推奨していたのが思い起こされた。
今後は、米国増配個別銘柄に加えて、SPY等のETFの追加検討の必要性があると思われる。
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