資産運用や投資では、目的と目標数値をもつのが良いとされています。
もし投資における目標値を設定していないなら、一度確認してみるといいですね。
お金だけではなく、人生100年時代ということを見つめ直す良い機会となるのですから。
たとえば資産運用には、ふたつのフェーズが存在します。
- 資産形成期
- 資産活用期
資産形成でも資産活用でも、ライフデザインと密接にかかわってきます。
シンプルに2軸で捉えると、お金×時間といえますね。
そんなわけで本記事では、人生100年時代に必要な
- 資産形成期と資産活用期の違い
- 把握しておいた方が良い8つの数値
について紹介します。
資産形成と人生の思わぬ繋がりにハッとさせられますよ。
誰がって、私がなのですけどね。
さあ、資産形成期と資産活用期を考える際に必須の8つの数値について、一緒に考えていきましょう。
資産形成期と資産活用期の違いを、人生100年時代には考えておきたい

資産形成期と資産活用期
まずは縦軸を「資産・お金」、横軸を「時間」とします。
さらにサラリーマンにもわかりやすいように、時間軸を教育・仕事・退職後の3ステージに分けてみました。
資産運用の視点からみると、資産形成期とは、収入が支出よりも多い人が行うものです。
一方の資産活用期では、支出が収入を超えることになります。
換言すれば資産取り崩し期。
両者の差は、資産を増やすのか、使うのかという点です。
資産形成期と資産活用期の違い
- 資産形成期:収入>支出
- 資産活用期:収入<支出
人生100年時代のスタート;資産形成の方法を考える前に、確認するべき4つの数値

資産形成期に確認すべき4つの数値
資産形成期に把握すべき4つの数値
①いま、いくらの金融資産があるのか
②退職までに毎年いくらずつ積立投資をするのか
③退職時点(資産活用期開始時点)で、いくら必要なのか
➃退職までに何年あるのか
資産形成期では、4つの数値を把握します。
縦軸のお金では3つ、時間軸で1つの数字です。
資産運用という旅路に必要な持ち物といえます。
人生100年時代の資産形成の第一歩は、4つの数値を確認することなのですね。
人生100年時代の後半か?資産活用期に確認するべきお金と時間

資産活用期に確認すべき4つの数値
資産活用期に把握すべき4つの数値
⑤現在、いくらの金融資産があるのか
⑥死亡までに毎年、いくらずつ資産を取り崩すのか
⑦死亡時点でいくら相続財産を残すのか
⑧死亡までにあと何年いきる予定なのか
資産活用期でも資産形成期と同様に4つの数値を確認していきます。
それほど難しいことではありません。
資産形成期が往路ならば、資産活用期は人生における復路とも考えられます。
人生50年なんて織田信長は言いました。
あれから450年。
いつのまにか、人生は100年時代になるのですね。
長いな
人生と資産運用のつながり

20代からの資産形成
日本では、貯蓄から投資への号令のもと、国民ひとりひとりに資産運用がすすめられています。
金融庁は、20代の若者に対して「人生の経営者はあなた」というメッセージを発し、自らおこなう資産形成を奨励しているほど。
経済的に、お金の観点から国民に対して株式投資を広く普及させたいのですね。
しかしながら資産運用とはお金だけが全てではありません。
冒頭に示したように、時間軸の概念が入ってきます。
するとライフステージを鑑みる必要がでてくるのです。
したがい、資産運用は人生・ライフプランに繋がるわけです。
一方で資産運用や株式投資で、目標や目的を定めない人もいたりします。
そんな人は一度、資産形成期と資産活用期に把握すべき8つの数字を確認してみるといいでしょう。
お金だけではなく、人生を見つめ直す良い機会となると思いますよ。
資産形成期と資産活用期に確認すべき8つの数値
- ①いま、いくらの金融資産があるのか
- ②退職までに毎年いくらずつ積立投資をするのか
- ③退職時点(資産活用期開始時点)で、いくら必要なのか
- ➃退職までに何年あるのか
- ⑤現在、いくらの金融資産があるのか(資産活用期開始時点)
- ⑥死亡までに毎年、いくらずつ資産を取り崩すのか
- ⑦死亡時点でいくら相続財産を残すのか
- ⑧死亡までにあと何年いきる予定なのか
金融庁は、20代会社員にも資産形成をおすすめしている
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