長期保有は個人投資家にとって難しいのか?

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株の長期保有は難しい

株式投資では長期運用が有利だと言われます。

長期投資の代名詞として、バイアンドホールド戦略が存在します。

しかしながら、株の長期保有を狙った通りに実施するのはかなり難しいと感じます。

 

  • 株の長期保有をしている人は狙って長期投資なのか不明
  • バイ&ホールドの投資信託でも長期保有者が少ない
  • 永遠の愛を約束したはずでも、離婚率は高まっている

 

こんな背景もあり、株の長期保有をしない長期投資があってもいいのではないかと思います。

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個人投資家は長期保有している人が多い、証券保有期間が10年以上は22%

 

上表は日本証券業協会が実施した個人投資家へのアンケート結果です。

株式の平均保有期間をみると、

  • 10年以上の長期保有:22.8%
  • 5年以上の長期保有 :40.3%
  • 平均保有期間(推計):4.7年

 

株式投資では長期保有ができている人は、思いのほか多いです。

 

しかしながら、長期投資を狙ったうえでの長期保有なのかどうかは分かりません。

いわゆる塩漬けかもしれないですからね。

 

意図した長期保有なのかどうかわからないところが課題。

なぜそのように思うかというと、人の心は継続しにくいからです。

 

たとえば同じ証券である投資信託では長期保有をしている人は少ないです。

さらにいえば、男女間の愛情だって長続きは難しい。

それぞれデータをみていきましょう。

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投資信託は長期保有をしている人が少ない

少し古いですが、2016年時点での投資信託の平均保期間は3.2年というデータを見ました。

投資信託といえば、長期・分散・積立を可能とする商品です。

とはいえ平均の保有期間は5年に満たないのです。

 

低コストな優良ファンドが少なかったこともひとつの理由かもしれません。

しかしながら平均保有期間が3.2年であることには変わりはない。

 

  • 株価が上がったら売却したくなる
  • 株価が下がっても売却したくなる

これが心理ではないでしょうか。

 

株の長期保有が難しいと思う理由のひとつです。

>長期投資のデメリットとは?【米国株編】

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永久保有と約束したものの、離婚する割合は3組に1組

 

2016年の婚姻・離婚数をみると

  • 婚姻件数:62万
  • 離婚件数:21.7万

 

3組に1組が離婚するといわれるもとになるデータです。

永遠の愛を誓ったとしても、一定数以上の人はその愛を貫き通せないのです。

 

人間とは継続が苦手な生き物なのかもしれません。

もしくは変化を好むのかもしれません。

 

いずれにせよ離婚件数を株式投資に応用すると、株の長期保有が難しいのだと想像ができます。

離婚夫婦の平均同居年数は11.5年

 

 

上図は、離婚した夫婦の同居年数の分布を示しています。

平均同居年数は11.5年。

10年ちょっとで別居してしまうということです。

 

株式投資でもこの10年というのは節目になりそうです。

>バイアンドホールド戦略とは有効か?永久保有は想像以上に難しい理由

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長期保有を前提としない長期投資があってもいいじゃない

幸いなことに我が家の夫婦仲は良好です。

しかしながら株式投資での長期保有は困難であることを前提として活動しています。

私が飽きっぽい性格だからか、サクッと株式売却してしまうことがあるからです。

 

ただし投資の目標は10年を超える長期設定。

そして株式を売却したとしても、他の運用を実施しています。

 

長期保有はできないけど、長期投資はしている、という考え方があってもいいのではないでしょうか。

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株の長期保有は難しいという前提で投資をしたい

資産運用では時間を味方につけることが効果的です。

とはいえ必ずしもバイアンドホールド、資産の長期保有にこだわらなくてもいいのかもしれません。

 

というより、株のような流動性の高い商品を長期保有できる精神力の持ち主は少ないのだと前提を置いておいた方が良さそうです。

 

そういった意味では実物資産たとえば不動産投資やここ数年では太陽光発電などもひとつのオプションとなるでしょう。

長期投資をする対象は、株式だけに限らず幅広く選択肢を有しておきたいものです。

 

あとは自分にあった投資方法をどうやって選び実行していくかの問題ですね。

 

以上、「長期保有は個人投資家にとって難しいのか?」でした。

 

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