米国株ETFポートフォリオで、暴落を乗り切る3つの方法

米国株ETFでポートフォリオを構築している場合、株価暴落への対処方法はどうしたらいいでしょうか?

 

シンプルに考えれば暴落への対応は3つあります。

  1. 買う
  2. 売る
  3. 何もしない

 

米国株であろうが何であろうが、株式投資では3つのアクションに集約されるのです。

本記事では米国株ETFポートフォリオでの、暴落を乗り切る方法を考えてみたいと思います。

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米国株ETFポートフォリオでの、株価暴落への対処方法

米国株ETFでポートフォリオを構築している場合、ある程度の分散はできているはずです。

資産や地域分散が容易にできるのがETFの優れた特徴です。

 

とはいえ、アメリカ市場に暴落が発生したらどうなるでしょうか?

世界のいたるところで株価下落は発生するでしょう。

経済危機ともなれば、不動産価格だって下がります。

 

債券のディフェンシブ性も失われるかもしれません。

サラリーマンの本業からの給与だって安心していられません。

 

ですから株価暴落や経済危機が発生したら、分散投資をしていてもダメージは避けられないと想定しておくのが良いです。

 

このような前提で暴落時の3つの対処方法を考えてみます。

  1. 買う
  2. 売る
  3. 何もしない

暴落時に買い向かう方法

株価暴落時に買い向かうために最低限必要なものは何があるでしょうか?

  • 現金
  • 強い心

この2つは必須条件。

 

そもそも現金がないと株式を購入できません。

さらには20%や50%も株価暴落している際に買い向かうためには強い心が求められることでしょう。

 

メンタルが強く、株式投資の猛者たちならば暴落時に市場と戦えるのかもしれません。

ところが多くの人には無理。

暴落時に買い向かうのは自分には困難であることを念頭に、対策をうっておくのがよさそうです。

 

この時に有用なのが投資の自動化。

お金と心、どちらもオートメーション化できるのが、ドルコスト平均法の積立投資です。

凡人は、平時から一定金額以上での積立投資を併用しているのがよいでしょう。

 

私はチキンなので暴落時に買い向かうのは困難だと自己認識しています。

したがい、積立投資を平行して実施しています。

 

暴落時に買い向かう方法

  • 平時から積立自動投資を併用する
  • 現金比率を保っておく

暴落時に売りをとる方法

株式投資では売りで儲ける方法が存在します。

とはいえ米国株投資をしている人は、市場が右肩上がりなことに優位性を感じているはず。

だとすると、売りは通常の選択肢に入ってきません。

 

さらに米国株ETFでの空売りはシステム的に困難です。

ですから米国株ETF主体のポートフォリオで、暴落時に売りでリターンをあげるのはまず無理だと思います。

 

注意したいのは狼狽売り。

株価暴落の際に思わず売ってしまう事を避けたいですね。

 

しなしながら、売りが正解となるのかもしれないのが暴落初期。

このあたりは事前に投資行動ルールを決めておくしかなさそうです。

その投資ルールを実行できるかどうかは、個人投資家次第なのですけどね。

 

暴落時に何もしないためには

株価が大きく変動したとき、買いも売りもせず何もしないのは簡単そうに見えます。

ところが実際に暴落局面にあったらそんな悠長なことは言っていられないでしょう。

 

暴落時には、個人投資家が普段見せないような行動をしてしまうのだと推測します。

もちろん機関投資家だって同じ。

だからこその暴落なわけです。

 

未来の不確実性とは外部環境だけではなく、自らの行動にも当てはまります。

 

そう考えると、株式投資に大きく依存しない方が良いとも考えられます。

資産配分比率の重要性が身に染みることでしょう。

 

予想しえなかった事象をブラック・スワンと例えられます。

不確実性の時代にあなたも私も生きているのです。

 

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米国株投資で暴落への対応方法

 

米国株ETFを中心にポートフォリオを組んでいると、株式比率が高くなります。

魅力的な米国株ETFが多いですし、金融商品の中で株式が長期投資に最適だといわれているからです。

すると暴落時には保有資産へのダメージは大きくなります。

 

ところが個人投資家の属性をみれば、専業投資家の比率は少ないことでしょう。

そして株式投資以外の収入を得ている人が多いはず。

だとすると、暴落時にはそちらのリターンを守る事が大切になってきます。

 

暴落時の対応方法②

  • サラリーマンならば本業の給与収入を死守
  • 兼業サラリーマンならば、株式以外からの収入の堅持

 

人生では、株式投資が全てではないのです。

人生におけるポートフォリオの最適化が、リスク分散につながることでしょう。

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米国株、暴落の歴史

最後に米国株市場の暴落の歴史を振り返っておきます。

 

NYダウの株価暴落の歴史

 ピーク年下落率回復の年回復までの年数
米国株式1929年-83%1945年15年
1946年-22%1949年3年
1961年-22%1963年1年
1968年-29%1971年2年
1972年-43%1976年4年
1987年-30%1989年2年
2000年-45%2006年6年
2007年-51%途中途中

 

1926年以来、米国市場では7回の株価暴落(ピーク時から20%以上の下落)が発生しています。

見るだけで恐ろしいですね。

 

暴落は来てほしくないですが、いずれ米国株式相場にも訪れるはずです。

 

まとめます。

 

株式投資にはピークから20%以上の暴落が定期的に発生してきた歴史があります。

暴落時の対応方法は3つ存在する。

  1. 買う
  2. 売る
  3. 何もしない

 

買い向かう際には、自動積立をあらかじめ設定しておくのが望ましい。

売りについては、ETFの空売りは困難なので、狼狽売りを避けましょう。

とはいえ何もしないのもおそらく難しい。

 

ですから株式投資以外の、本業や兼業からのリターンも平時から見つめ直しておくと良さそう。

 

米国株価が好調な時こそ、定期的に暴落時の対応へと気を配りたいものです。

リーマンショック級とは言わないものの、暴落はいずれやってくるのですから。

 

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