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「バリュー投資」はお薦め投資本 ハーバード流を学べる

ハーバード流ケースメソッドで学ぶバリュー投資は、アメリカ株のみならずバリュー投資に興味を持つ人ならば、とても有用な本である。

著者はエドガー・ヴァヘンハイム。

投資顧問会社の会長兼CEOであり、ハーバード・ビジネス・スクール卒である。

ビジネススクールで学んだケースメソッドの手法を用いて、バリュー投資について述べている。

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第1章:投資アプローチ

株式投資は、ホームラン級の組み合わせ

  • 良好なリターン
  • 高い流動性
  • 相当な安全性

この3拍子が揃った投資対象が株式である。

まさにホームラン級の組み合わせだ。

”投資”といえばその対象は多岐にわたる。

それでも株式投資はその筆頭としても良いだろう。

ホームランはプロ野球選手でもなかなか打てないし、ましてや個人投資家ならなおさらである。

ボラティリティは単に株価が変動するだけ

資本の永久喪失とボラティリティを明確に区別しなくてはいけない。

前者は二度と取り戻せない損失であり、是が非でも避けるべきもの。

ボラティリティは単に株式や市場価格が上がったり下がったりするだけのもの。

これは価値そのものが上下するわけではない。

さらに重要なことは、市場が下落したあとには必ず回復し新たな高値まで上昇すること

危機の間のボラティリティは、我満強く長期投資を行うものには取るに足らないものとなる。

したがって投資家はボラティリティを友にしなければならない。

著者がこのように言い切れるのは、米国株を対象とした本であるからだ。

世界最大の市場を有するアメリカは、過去リターンも成熟度も優れている。

日本市場を念頭に本書を読んではいけない。

日本株を選考するのなら、また別の本や情報を参考とする必要があるだろう。

参考?あなたは暴落への対応策を用意していますか?

成功する為には、分析面よりも行動面での能力が必要となる

本書では行動面の重要性を説く。

そして重点項目として3つを挙げている。

  • コントラリアンたれ
  • 自信をもて
  • 感情をコントロールしろ

本書の第3章~13章までを読むと、これら3つのことが理解できる。

参考?バリュー投資とは何なのか?

ハーバード流ケースメソッドで学ぶバリュー投資の目次

  1. 投資アプローチ
  2. 自己紹介
  3. IBM
  4. インターステート・ベーカリーズ
  5. U・S・ホーム
  6. センテックス
  7. ユニオン・パシフィック
  8. アメリカン・インターナショナル・グループ
  9. ロウズ
  10. ワールプール
  11. ボーイング
  12. サウスウェスト航空
  13. ゴールドマン・サックス
  14. ジャック・エルガートへの手紙

たまに投資のケーススタディも良い。

それぞれのケースを読んだうえで第1章と14章を振り返ると、感じ方が違っていることに気づく。

そして再読したくなる。

ハーバード流ケースメソッドで学ぶバリュー投資のデメリット

一言でいうと、高い。

値段が3,800円なのだ。

本気で株式投資に取り組みたい、バリュー投資を学びたいという場合には有用な本だと思う。

また、ある程度の金額を運用する場合にも一読の価値はあるだろう。

私はアマゾンで購入する際、ボタンを押すのを少しだけ躊躇した。

それでも購入してよかった。

高いのは間違いないが、それだけの内容はあるし、その分を株で取り返してやるとポジティブに思えるからだ。

第14章の概要

備忘録も兼ねたメモを記す。

  • 大局観を失うな
  • 過去・現在だけをみて、将来に当てはめるな
  • 情報のバイアスに注意せよ
  • 情報の量だけではなく質に着目せよ
  • 景気・金利・市場予測だけで、投資判断をするのは早計だ

  • 経営陣の行動に注目せよ
  • 経営陣など利害関係者の予測には注意せよ
  • 合併した企業には要注意
  • 需要と供給を意識せよ
  • 他人の推奨銘柄は参考にするな

  • メディアから過剰な影響を受けてはならない
  • 数字やモデルに過渡に頼るのはNG
  • 分析と感情は分けろ
  • 簡潔たれ
  • 市場が歴史的高値の際こそ注意せよ

  • S&P500のPERは注視せよ
  • リスク・リターンを決めておけ
  • 資本の永久喪失リスクを分析せよ
  • 誤りを見つけたら素直に改めよ
  • 長期(最低二年)に投資せよ

  • タイミング投資は狙うな
  • 魅力的な株式があれば全力投資せよ、なければキャッシュだ
  • 積極的・楽観的に考え行動せよ
  • 集中するも分散させたポートフォリオを構築せよ
  • リラックスし熱中しよう

参考?ウォール街のランダム・ウォーカーが求める有望銘柄を探す条件とは?

終わりに、

インターネットの発達した現在において、他人の事例を学べる方法はいくらでもある。

投資ブログはその一つ。

アメリカ株でいえば、英語ブログはとても有用だが日本語ブログも数多く存在する。

ところが物事を系統的に学ぼうと思ったのなら、書籍に軍配があがる。

投資のケーススタディ、とくにアメリカ株バリュー投資について勉強したい場合、本書は最適だ。

投資本を読みつくしている人には、お薦めの一冊と言える。

以上【「バリュー投資」はお薦め投資本 ハーバード流を学べる】でした。

See you!

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