あなたは暴落への対応策を用意していますか?

リーマンショックから10年、米国経済は見事なまでに回復しています。

金融危機や暴落とも縁がなさそうな経済状況指数を示しているのです。

ところがこんな状況だからこそ考えておきたいのが最悪のケース。

 

なぜなら株価暴落とは定期的に生まれてくる悪魔なのですから。

本記事では株価暴落時にとれる対応策について考えていきます。

 

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米国株:S&P500の株価暴落は、いつの時代も周期的に発生していた

1926年以降、直近高値から20%以上の下落ケースは10回ありました。

そしてこの20年を振り返れば、ご覧の通り。

1997年以降、2回の暴落が発生しています。

 

21世紀における米国の株価暴落の歴史

  • 2000年:ITバブル崩壊
  • 2008年:リーマンショック

 

それぞれ下落率を見ると、直近高値から半分にまでさがっています。

経済危機時の、株価下落率

  • ITバブル崩壊  :-49%
  • リーマンショック:-57%

 

米国株価暴落は、10年毎に発生している

20世紀以降の米国株市場では、約10年に1回の頻度で暴落は発生していることになります。

米国株の歴史で、100年以上のデータを用いた試算です。

株価暴落とは周期的に訪れると言ってもいいのではないでしょうか。

 

前回の大暴落はいつだったでしょうか?

サブプライムローン問題からリーマンショックによる株価下落は、2007年~2008年でした。

10年に一度の周期でおとずれてきた株価大暴落の歴史をみると、いまはいつ暴落が来てもおかしくはないといえます。

 

株価暴落への準備をしていても損はしないでしょう。

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株価暴落時のシミレーション:お金だけではなく心理的な影響も大きいので要注意

投資家にとって、株価暴落はさけたい状況です。

もし大暴落に巻き込まれたら、どのような状況になるでしょうか。

 

株価暴落の影響

  1. 長期投資で得たリターンを失う(資産)
  2. 積上げてきた自信を失う(精神)

 

暴落とはお金だけではなく心までを削ってくると想像します。

 

金融危機をさらに極端に想定すると、投資家は

  1. 資産:ゼロになる or マイナスになる
  2. 精神:精神崩壊し、身体を壊す

こうした状況が想定されます。

 

ですから個人投資家としては、お金と心に対する備えが必要です。

10年に一度の頻度で訪れる株価暴落なわけですから、「万が一」なんて考えずにしっかりと予防線をはっておくことがいいでしょう。

お金が減り資産がゼロになる可能性があるので、現金比率に留意し分散投資を心掛ける

ITバブル崩壊時やリーマンショック時には、株価暴落どころか企業そのものがなくなってしまった例が多々あります。

つまり投資先の資産価値ゼロとなってしまうわけです。

ですからひとつの資産や個別銘柄に集中投資をすることは、大きなリスクを伴っているといえます。

 

下落相場では現金の重要性が増しますし、分散投資に助けられることだってあるでしょう。

 

株価暴落への備え

  • 現金比率をしっかりと確認する
  • 分散投資を心掛ける(資産・地域・銘柄)

 

資産がマイナスとなるリスクがあるので、信用取引やレバレッジ活用は控えめにする

信用取引やレバレッジ等を活用していると、暴落に巻き込まれた際に資産が一気にマイナスとなる可能性があります。

 

株価暴落への準備

  • レバレッジは使わない

 

初心者個人投資家にはこれが一番ですね。

 

”信用売り”などの対応策もあると思うが、手が出しにくいです。

これが個人投資家が勝てない理由のひとつでしょう。

それでもプロの投資家ですら勝ち続けているわけではありません。

なので自分の目の届く範囲に焦点を絞るのが良いと私は考えています。

 

精神崩壊し身体を壊すほどの投資はしない

保有銘柄が全て半額になったことをシミレーションしてみましょう。

考えただけで泣きたくなりますね。

ならば実際に大暴落が発生したとしても、生活に支障が出ないポジションにしておくのが良いです。

 

心と体とお金のバランスをとった投資行動がよいでしょう。

 

つまりは

  • 自分のリスク許容度を知る
  • キャッシュポジションを確認する
  • 日ごろからイメトレしておく
  • 投資方針と行動規範を設定しておく

 

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米国株は暴落を乗り越えてきた。ならば個人投資家がとるべき行動は、買い向かうこと?

米国株で重要な事を思い出しましょう。

米国株価は、右肩上がりであり長期運用さえできれば誰でも勝てる市場だったのです。

つまり、市場が下落したときには必ず回復し、さらには新たな高値まで上昇してきたデータがあります。

 

ですから暴落を怖がるだけではな、株価暴落を友とすることも可能なのです。

つまり、買い向かえる体制を整ておくことがいいでしょう。

 

株価暴落を友とする方法

  • 一定以上の現金を残しておく
  • 月々の家計・キャッシュフローをプラスにしておく

 

1.いつでも追加投資可能な状況にしておく

  • キャッシュポジションの確保(私は20%)
  • 日ごろの家計収支をプラスにする

2.買い向かう方法を想定しておく

  • 銘柄分散をして購入する
  • 一度に大きく買わず、購入時期分散をする
  • 暴落時を想定した会話を投資仲間と交わしておく

番外. アーリーリタイア後を想像しておく

  • リスク管理の知識と経験を蓄積する

 

定期的な給与所得がない場合には、追加投資が困難とります。

したがってサラリーマン投資家、専業投資家では、株価暴落に対する方法が異なってきます。

 

幸いなことに私はまだ給与所得があり、暴落への許容度は高いと想定しています。

一方で退職後や、給与所得がなかったり、投資に対する追加資金が不足したりする際は、株価暴落へのアンテナはより高くする必要があります。

 

さいもんさんのエントリーはアーリーリタイア志向者のみならず、全ての個人投資家に必読の書となっています。

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米国株:株価暴落時への心構えは、個人投資家として必須でしょう

株価暴落への対応策とその時の行動は、平時からシミレーションしておいた方が良さそうです。

避難訓練とは平時に繰り返ししてこそ意味をなすのです。

そして訓練や練習・イメトレが、いざその時の行動に結びつきます。

 

サラリーマン投資家である私は、買い向かう方法を想定しています。

はたして暴落時に買い向かえるのか?

これが大きな分岐点となるでしょう。

 

このように、最悪の事態を想定し準備しておいた方がよいでしょう。

 

あなたは暴落への対応策を用意していますか?

 

 

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