スポンサーリンク

株式投資の再現性を、エビデンスレベルで検討してみた

株式投資で資産形成するにあたり、再現性のある方法を選ぶ事が良いと私は考える。

世の中には、「私は●●●をして1億儲けた」 「これが株式投資の必勝法」 であったりと、様々な投資手法の情報が蔓延っている。これらは一部の人、限られた時には当てはまる方法なのかもしれないが、再現性があるかというとそうではないのだ。

あなたには出来るが私にはできない、あの時は出来たが今はできない、

そういった方法は普遍的ではないし、再現性がないので応用しにくい。

自分のお金を投資するのだから、確率が高く再現性のある投資方法を選択したい。

そこで今回は株式投資の再現性について、医療現場で汎用されるエビデンスレベルを用いて検討してみた。

スポンサーリンク

再現性とは

再現性とは、ある事象がテーマとなった時に、それを成り立たせていると考えられる要素や要因に還元したときに、同じ要素や要因を条件として整えた時に、再びまったく同じ事象が起こる性質をそなえていること

ウィキペディアより

同じことをすれば同じ結果が得られる。そのようなイメージ。

だが、一分一秒毎に株価は変わるし、一度として同じ背景で投資をする事は叶わない。

言うなれば、人間と同じ。誰一人同じ人はいない。

ならば生物や人間に対する再現性の考え方を、株式投資にも応用してみてはどうか?

生物の特徴

生物の特徴は多様性である。

それぞれの個体により、生理反応は異なるし介入に対する反応も違う。

医学において、各個人の予後や治療への反応は異なるために再現性は必ずしも認められない。

しかしながら、医師が医療行為を行う際にはその効果や副作用を予想して判断を下さねばならない。

医師は最良の治療方法を選択するにあたり、持てる知識を総動員し判断を下す。

その手法の一つが、エビデンスレベルの活用である。

エビデンスレベルとは

Evidence-Based Medicine(EBM)という言葉を聞いた事はありますか?

これは、エビデンスに基づいて臨床判断を下す事を言い、エビデンスにはレベルがある。

治療に関する論文のエビデンスレベルの分類(質の高いもの順)

  • I システマティック・レビュー/randomized controlled trial(RCT)のメタアナリシ
  • II 1つ以上のランダム化比較試験による
  • III 非ランダム化比較試験による
  • IVa 分析疫学的研究(コホート研究)
  • IVb 分析疫学的研究(症例対照研究、横断研究)
  • V 記述研究(症例報告やケースシリーズ)
  • VI 患者データに基づかない、専門委員会や専門家個人の意見

エビデンスレベルが高いものは、再現性も高いという理解でいる。

逆もしかり。

低エビデンスレベル

  • V 記述研究(症例報告やケースシリーズ)
  • VI 患者データに基づかない、専門委員会や専門家個人の意見

換言すれば

  • Aさんに効果抜群だったから、Bさんにもそうに違いない!
  • ○○先生が言っていたから、この治療法は間違いない!

投資に置き換えると

  • ウォーレン・バフェットがコカ・コーラ株で儲けたから、私も購入しよう!
  • ジム・クレーマーがアマゾン株が良さそうと言っていたから、私も投資しよう!

身に覚えありませんか?

私はありますよ。

高エビデンスレベル

  • I システマティック・レビュー/randomized controlled trial(RCT)のメタアナリシ
  • II 1つ以上のランダム化比較試験による

換言すれば

  • B薬と比較試験をしたA薬、a薬、AA薬がある。それらを統合解析したらB薬よりA/a薬の方が効果があった。だからA/a薬を使おう
  • A薬 vs B薬の、バイアスを避けた客観的な手法で比較した研究がある。A薬の方が効果も安全性も優れていたからA薬を使おう

投資に置き換えると

  • 以下のような研究が複数あり、統合したら株式投資がリターンが優れているので株に投資しよう。
  • 年収・居住地・投資国等の背景を同じにし、株式投資と不動産投資を比較した。投資後5年のパフォーマンスは株式投資が優れていたから、不動産投資ではなく株式投資を今後選択しよう。

投資においては、医薬品におけるランダム化比較試験のようなものは存在しない。

つまり、医療と同様に高いエビデンスレベル(高品質)の情報をもとに、多様性へ抵抗する事は出来ない事になる。

かくなるうえは、高レベルはあきらめて中レベルエビデンスレベルを参考にするしかない。

中エビデンスレベル

  • IVa 分析疫学的研究(コホート研究)
  • IVb 分析疫学的研究(症例対照研究、横断研究)

換言すれば

  • タバコを吸う人と吸わない人で調査をしたら、喫煙者の方が肺がんリスクが高い。タバコを吸うのはやめよう。
  • 肺がんになった人には喫煙者が多そうだ。タバコを吸うのをやめよう。

投資に置き換えると

  • 株式投資している人は貯金ばかりの人よりお金持ちになれる。株式投資しよう
  • お金持ちは貯金よりも株式投資をしているようだ。株式投資をしよう

このレベルならば、エビデンスを集められそうだ。

例えば

  • 配当貴族はS&P500インデックスよりリターン良好であった。配当貴族銘柄に投資しよう
  • ダウの犬戦略は、インデックスより良好な結果が得られている。ダウの犬銘柄に投資しよう
  • 過去リターン良好だったのはシーゲル銘柄だ。なのでシーゲル銘柄に投資しよう

株式投資の再現性を、エビデンスレベルで検討してみた

株式投資と生物の共通点は、「多様性」。

生物である人間は「多様性」に対抗し、「再現性」の高い手法で医療を発展させてきた。

「再現性」の高い手法、高エビデンスレベルのデータは株式投資には残念ながら存在しない。

だからと言って、低エビデンスレベルの情報に惑わされてはいけない。

代替案として中エビデンスレベルのデータを集め、それを実行していくのが良い。

それが再現性が高く、資産形成を補完してくれるはずだ。

私が好きな中エビデンスレベルのデータは、配当貴族ダウの犬銘柄シーゲル銘柄

そう思うと、アメリカ株への投資は再現性が高い。はず。

なので私は米国株へ投資する。

あなたもアメリカ株投資を検討してはいかがでしょうか?

See you!

アメリカ株なら→マネックス証券

スポンサーリンク

フォローする

 
励みになります。↓ 
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
 

スポンサーリンク