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ヘルスケアセクターへの投資、米国株の3つのメリット

ヘルスケアセクターへの投資リターンは優れている事が広く知られている。

投資家にはメリットがあると言える。

今回は、日米のヘルスケアセクター投資を比較し、米国株投資のメリットを3つ考えてみた。

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ヘルスケアセクターへの投資は優れたリターン

ジェレミー・シーゲル著の株式投資の未来によれば、1957年~2003年のセクター別リターンのトップがヘルスケアであった。

  • 1位:ヘルスケア:14.19%
  • 2位:生活必需品:13.36%
  • ?S&P 500平均 ? :10.85%

より具体的に見てみるとアメリカにおいて1957年~2012年迄のトータルリターンTop.20?のうち、4銘柄がヘルスケアセクターである。

  • アボット・ラボラトリーズ
  • ブリストル・マイヤーズ スクイブ
  • メルク
  • ファイザー

こうなってくると、日米での比較をしてみたくなる。

米国代表 【VHT】

161106-vht

【VHT】は2004年1月に設定された。

トータルリターンは

5年 ?:16.97%

10年:11.32%

設定来:9.4%

日本代表 NEXT FUNDS 医薬品

161106-healthcare

【1621】は、2008年3月に設定された。

暴落率は

3年:54.3%

設定来(約8年):98.0%

両者を比較すると?

【VHT】の設定来リターンは、9.4%。

これを約9%として、8年間運用すると+99%となる。

この場合、【1621】と大きくは変わらない。

日米ヘルスケアセクターETFの直接対決は困難であるが、2000年代に入ってからのリターンはそんなに変わらない という事にする。

ヘルスケアセクター投資、米国株3つのメリット

①米国企業は、減配リスクが少ない

②米国企業は、従業員数をフレキシブルに変更可能

③日本は治験費用が高い

①米国企業は、減配リスクが少ない

アメリカには、50年連続増配の”配当王”、25年以上増配の”配当貴族”という言葉がある。

そして、S&Pの配当貴族インデックスは51銘柄で構成されている。

このインデックスのセクター別比率は以下の通りである。

The consumer staples sector accounts for 25% of the dividend aristocrats list.

ヘルスケアセクターは第三位であり、配当貴族内での大きな地位を占めている。

減配リスクが少なく、連続増配を継続しやすいセクターと理解出来る。

②米国企業は、従業員数をフレキシブルに変更可能

主力品の特許切れに苦しむ、日米製薬のTop企業を比較してみた。

ファイザー vs 武田薬品 対前年従業員数

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著者作成

  従業員数 対前年(%)
西暦 ファイザー 武田 ファイザー 武田
2006 98,000      
2007 86,600   -11.6%  
2008 81,800   -5.5%  
2009 116,500   42.4%  
2010 110,600   -5.1%  
2011 103,700 30,305 -6.2%  
2012 91,500 30,481 -11.8% 0.6%
2013 77,700 31,225 -15.1% 2.4%
2014 78,300 31,328 0.8% 0.3%
2015 97,900 31,168 25.0% -0.5%

ご覧のように米国筆頭のファイザーは従業員数をフレキシブルに変更している。

一方の武田薬品はほとんど変化がない。

この違いは大きい。

武田薬品は最近利益が下がっているし、可能ならば従業員数削減という事を実施してもよさそうである。

③日本は治験費用が高い

これは外資系の製薬会社の開発担当者からよくきく言葉である。

とにかく日本で臨床試験(治験)を実施する場合には費用がかかる。

そして規制が厳しく、面倒である。

このような事を聞くと、やっぱり日本で薬剤開発をするのは難しいと推察する。

これは噂ベースで、事実データは示せないがおそらくその通りであろう。

で、どうする?

過去リターンが大きかったセクターであるヘルスケア銘柄は買い増し筆頭候補となる。

そして米国製薬会社は国内企業よりもベターでありその理由は3つ。

  • ①米国企業は、減配リスクが少ない
  • ②米国企業は、従業員数をフレキシブルに変更可能
  • ③日本は治験費用が高い

あいもかわらず私の方針は変わらない。

すなわち、米国連続増配銘柄へ投資継続。

尚、アメリカ株への投資はネット証券が手数料が安くおススメだ。

マネックス証券

SBI証券

そんなわけで、See you!

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コメント

  1. bonchan0310 より:

    ファイザーが2009年、2015年にどかっと増えているのは、それぞれワイス、ホスピーラの買収の影響だと思います。注目すべきポイントは、買収で増えたあとそこから減らしている点ではないでしょうか。ファイザー含め、米国の大型株の場合、同業やライバルを買収したあとに合理化・コスト削減、重複部門の人員削減、事業売却などのリストラで利益率の改善を試みるのが王道ですね。

    • はちどうきゅうどう より:

      bonchan0310さん、
      そうですね。私も似たような業界に身を置いていますし、外資系製薬会社の人員削減は国内においてもよく耳にします。
      ファイザー社は自前で創薬するよりも買収が得意で、個人的にはなんとなく商社みたいだな というイメージを持っています。
      それだけに、今後のファイザー社がどのような選択をするのか楽しみにしています。