「日本人はまじめで働き者」
かつてそんな評価がされていました。
ところが本当は日本人が働き者だというのは偽りだったのです。
むしろ日本人は働くこと、仕事が大嫌いな民族だといえるデータがあります。
現に私個人的、「働かなくてよいならば、働きたくない」という思いが強いです。だからこそ経済的自由を達成したうえでのアーリーリタイアを目指しているわけです。
きっと同じ思いの方もいるはずです。
あなたは本当に働くのが好きですか?
ここでふと日本人の働き方の9割がヤバい件についてという本を思い出しました。
この本の中で、世界価値観調査「World Values Surveys」の結果がグラフ化されています。そのグラフを少しモディファイしたので紹介していきます。
目次
日本人の働き方はヤバい:休暇がほとんど取得できていない
日本人の働き方の9割がヤバい件について より改変
上図は余暇を「大変重要」と回答した割合を示しています。
なんと日本はアメリカやドイツよりも高い回答結果です。
どちらかというと、スウェーデンやスペインと同様の傾向がみてとれます。
日本人は休暇・余暇をとても重要視しているのです。
休みを取らずに働き続ける日本人像はどこにいってしまったのでしょうか?
このデータの解釈を少し変えてみましょう。
スウェーデンやスペインの休暇に対する考え方
- 余暇は大変重要
- だから、
- しっかりと休暇を取得する
日本人の休暇に対する考え方
- 余暇は大変重要
- なぜなら、
- 非常に貴重であるから
やはり日本人の働き方はヤバいのです。余暇を十分に取れていないという背景があります。
日本人の働き方はヤバい:生活における仕事の重要度がたかすぎる
日本人の働き方の9割がヤバい件について より改変
上図は国別に「仕事を大変重要」と回答した割合を示しています。
余暇が重要 と回答している国(スウェーデンやスペイン)は、仕事が重要と回答している割合も高くなる傾向が見えます。
つまりスウェーデンやスペインの働き方は
- 休暇は大事だからしっかり休む
- 仕事はもちろん重要でしっかり働く
このように解釈することができます。
スウェーデンやスペインの労働時間は日本より短いという事も忘れてはいけません。仕事は重要ではあるが、しっかりと休日を取得しているので労働時間は長くありません。
またこのデータを見るときにはバイアスの存在を忘れずにおきましょう。
それぞれの国で”大変重要”と回答する定義が異なる可能性があります。
ですので余暇と仕事の回答を横並びにして比較してみました。
日本人の働き方はヤバい:生活における余暇と仕事の重要度比較
日本人の働き方の9割がヤバい件について より改変
驚いた事にスウェーデンとアメリカは、生活において
- 余暇を大変重要とした割合 > 仕事を大変重要とした割合
という結果がでました。
一方で日本人の回答では
- 余暇を大変重要とした割合 < 仕事を大変重要とした割合
となっています。
日本人はやはり仕事のほうが休暇よりも大事だと考えている割合が多いのです。働き蜂ですね。
日本人の働き方はヤバいへの感想
生活において余暇が重要 と回答している割合が高い国は、きちんと休暇を取っているというイメージがあります。
一方の日本は「生活において余暇が重要」との回答が高いものの、休暇は十分に取れていないわけです。
日本人は
- 仕事も大事だけど、余暇も大事
- そうは思っているけど、休暇が取れない
- なんとなく、みんな休まないから取り難い
- 休むと評価下がりそうだから休まない
- そんな考えだから、作業効率が悪く生産性が低い
このように思いました。
つまり
実は仕事が大嫌いな日本人
そういってもいいはずです。
あなたは仕事が好きですか?
See you!
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