ワイドモートとは何なのか?

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ワイドモート株に投資することは良好なリターンに繋がると言われる。

モーニングスター社ではMoatがWideだとか、Narrowだとか表現される。

そもそもWide Moatって何なのだろうか?

Wideとは、

幅の広い、幅広の、幅が…の、(面積が)広い、広大な、広々とした、(範囲の)広い、広汎な、多方面の、大きく開いた

Moatとは

(都市・城壁の周囲に掘られた)堀

つまり、Wide moatとは、「競走上の優位性」とか「経済的な堀」を意味する。

今回はワイドモートとはいったい何だろう?ということを考えてみたい。

堀か、罠か?

一般的にはモート、堀というと

  • 素晴らしい製品
  • 大きなマーケットシェア
  • 無駄のない業務プロセス
  • 優れた経営者

があげられる。

しかしながら企業が大きなマーケットシェアをもっていてもそれが即座にモートであるとは言えない。

肝心なのはそのシェアをどのように獲得したのか?という点につきる。

シェア獲得の過程が分かれば、現在の支配的な地位をどの程度守れるのかの洞察が可能となる。

逆に言えば、それほど難解ではないプロセスで大きなシェアを獲得しているとなると、それは他社に置き換わる可能性もあるということを示唆している。

優れた経営者についても同様である。

スーパースターのCEOを雇って時価総額ががんがん上昇する時代は極めて稀である。

さらに、優れた経営者であれば数年後には他社に移っているでしょう。

こうなってくると、投資家としてはどのように行動したらよいのか?と訳が分からなくなってしまう。

投資家の模範的な行動

  1. 長期にわたって平均以上の利益をあげることが出来る企業を探す
  2. その企業の株価が本質的価値より安くなるまで待ってから買う
  3. 企業価値が低下するか、株価が割高になるか、更に優れた投資先が見つかるまでその銘柄を保有する。保有期間は月単位というより年単位で考える
  4. この手順を必要に応じて繰り返す

このフローが実行できれば、ウォーレン・バフェット級のバリュー投資家となれるでしょう。

文字で書き起こすのと、実際に行動してみるとでは大きく異なる。

そう簡単にいくわけがない。

そもそも本質的価値は何なの?というだって難しい。

ここはモーニングスター社に頼りたくなる。

もしくは自分でしっかりと分析する他ない。

結局行きついたのがモーニングスター社。

モーニングスター社のモート

モーニングスター社では、この4分野で堀の大部分をカバーしていると考えている。

ブランド、特許、行政などの無形資産を持つ企業は、ライバル企業がかなわない製品やサービスを提供可能

販売している製品やサービスが顧客にとって手放しがたいものかどうかが重要

乗り換えコストが少しでも余計にかかれば顧客離れを防ぎ、価格決定力を顧客ではなく企業に与える

ネットワーク経済の恩恵をうける企業には、長期ライバルを締め出すことが可能となる経済的な堀がある

生産過程や場所、規模、独自アクセスによって、製品やサービスをライバルよりも安い価格で提供できる企業は、コスト上の優位性がある

簡単にいえば

  1. 無形資産
  2. 顧客の乗換コスト
  3. ネットワーク効果
  4. コストの優位性

これらをもつ企業を見つけられれば、即ちワイドモート株となる。

参考適正株価、フェアバリューとは何か? モーニングスター社より

モートを維持するのは大変だ

そもそも経済的な堀とは過去・現在を参照しての未来予測に過ぎない。

われわれ人類は今後さらなる発展を遂げるでしょう。

発展とは既存製品の破壊を伴う。

例えば1990年代に、誰がアップルやiPhoneの台頭を予測できたでしょう。

2000年初頭のYahoo全盛時代に、Googleがここまで大きくなると気づいていましたか?

その頃にAmazon.comが小売業界を席巻だろうと思った事はありますか?

私は全く気づけなかった。

きっとそれは当時、大企業のCEOや株主のほとんどの人も同様であったと思う。

歴史は繰り返す。

いまワイドモートだと思っている産業や企業は、5年後・10年後も同様であるとは言い切れない。

経済的な堀を維持するのは、予想外に大変なのだ。

で、どうする?

資産の全てを地球や人類の発展に賭けて、インデックスへ資金投下しているのならば問題ない。

一方で個別銘柄に少しでも興味があるならば、ワイドモート株を選びたい。

とはいえそれがなかなかに難しい。

上述の通り、自社のみならず市場・競合によって変化が激しいからだ。

新規参入企業だってある。

なので自分でワイドモート株を探すのは困難であると私は認識している。

とうことで、やっぱりここは他人に頼る。

モーニングスター社の有料情報を参考に、経済的な堀を有する企業へ投資していく。

参考モーニングスター社のFair Valueを導入する事にした

モートを、より詳細に知りたければ、

千年投資の公理という本を読むのが良い。

堀について詳しくかつ分かりやすく記述されている。

自分が思っているモートと、一般的に言われている堀の違いをしるにはうってつけだ。

そんなわけで一緒にワイドモートについて学んでいきましょう。

以上、【ワイドモートとは何なのか?】でした。

See you!

参考モーニングスターを用い、米国個別銘柄の10年リターンを知る方法

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