株式投資の出口戦略~退職後編~

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JPモルガンのGuideシリーズは秀逸

株式投資の成熟度を見れば日本よりも米国が圧倒的に優れている。

それは金融庁が米英を参考に積立NISA制度を設計していることからも分かる。

なので個人投資家は米国の投資情報入手をすることが良いだろう。

米国には投資銀行が多数あるが、JPモルガンが有名だ。

そしてなんとJPモルガンは、Guide to Retirementという退職者向けの投資ガイドPDFを無料で公開している。

Guideシリーズは投資データが満載であり、非常に参考になる。

今回は株式投資の退職後における出口戦略について感じた事を記録しておく。

参考 まだ積立NISAしないで消耗してるの?

退職後の、株式投資出口戦略

1.コントロール可能なものに集中しろ

Guide to Retirementを参照に、著者作成

選択肢が自分にあるものを考えた場合、退職後の株式投資においては上図となる。

いかなる時も自分でコントロール可能なものにフォーカスすることが良い。

スコープ外の事を心配しても仕方がない。

人生の主人公はあなたなのだ。

JPモルガンのGuide to Retirement冒頭では、読者へ強いメッセージを発していると感じる。

2.人生まだまだ長いから楽しめ

Guide to Retirementより

アメリカのデータではあるが、もしあなたが65歳であったとしても、残された人生は長くある。

75歳まで生きる確率

  • 女性:85%
  • 男性:79%
  • 夫婦どちらか:97%

85歳まで生きる確率

  • 女性:54%
  • 男性:42%
  • 夫婦どちらか:74%

JPモルガンとしては、65歳の退職後にも長期を見据えた投資が必要だというメッセージなのであろう。

個人投資家としてはそれでよいと思う。

退職後も長期投資を継続できること、時間を味方につけられることは意義がある。

長期投資がまだまだ可能であるし、人生もっと楽しんでおこいうぜ と個人的には受け止めた。

3.金融商品をどうやって支出に活用するか考えておけ

Guide to Retirementより

JPモルガンが推奨する株式投資出口戦略がこちら。

長期ポートフォリオ

中期ポートフォリオ

短期ポートフォリオ

現金

支出

といったフローが奨められている。

これは正論。

だがよく考えてみよう。

こんなに高度なことを退職後、60~80代になったときにできるのか?

資産運用を誰かに任せられるような人はこれでOK。

一方で自分で運用してきた人には複雑な手順であると思う。

株式投資においては40代前半がパフォーマンスのピークであり、それ以降は投資力が衰えるとされている。

退職後にJPモルガン推奨手順を実践しようと思っても、思考力は現役時代と比較して衰えているのは確実

ならば事前に決めておく もしくは最初からやっておくのが良かろう。

それをどうするのかが課題なのではあるが。

参考 年齢と投資パフォーマンスの相関 ~40代前半をピークに、投資力は衰える~

私はこう考える

退職後の株式投資出口戦略では3点を重要視する。

  1. 自分のコントロール可能な範囲内に焦点を絞る
  2. 長期投資を前提にしつつ、人生を楽しむ
  3. 金融商品を支出に活かす方法を事前に決めておく

金融商品をどのように支出に活かすのか?については、やはり配当金生活が良かろう。

必要に応じて、アセットアロケーションを株式→債券(分配有)へと変更する程度でよい。

これならば若いころから実践可能であるし、退職後も方針を大きく変更せずに済む。

JPモルガン推奨手順は、私には難しいので仕方がない。

もしあなたが退職後の株式投資出口戦略を実施可能だと思うならば、配当金狙い以外の方法を選択するのが良いですよ。

そっちの方が税制的にみて、投資リターンに有利だから。

参考 配当金生活、それは憧れから目標へ

で、どうする?

株式投資における出口戦略は人それぞれ。

今回はJPモルガンのガイドを参照した。

それはもう難解で難解でどうしもようもない。

なので私は出口戦略を放棄する。

換言すれば、いまから配当金生活という出口戦略に焦点を絞る。

なので株主還元に積極的なアメリカを投資先に選び、米国連続増配銘柄への資金投下を継続する。

あなたは株式投資の出口戦略をどのように考えていますか?

See you!

マネックス証券の口座開設はこちらからどうぞ、サクッと簡単な手続きですよ。

参考 マネックス証券松本大が語るアメリカ株投資の6つの魅力

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