高配当戦略のメリット・デメリット

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高配当株のメリットとデメリットを記録しておきたい。

ジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」にはリターン補完戦略として4つが挙げられている。

  • 高配当戦略
  • グローバル戦略
  • セクター戦略
  • バリュー戦略

このうち私が特に気に入っているのが高配当戦略である。

個別銘柄の選択にあたっては、持続可能なペースでキャッシュフローを生成し、それを配当として株主に還元する銘柄を選ぶ。

株式投資の未来より

参考 アメリカ株による私の資産運用方針 【2017年版】

高配当戦略のメリット

1.高配当株は高リターンをもたらしたデータを有する

引用:JPモルガンHPより

注:米国高配当株式はDow.Jones.US.Select.Dividend.Index。S&P500はS&P500 Total Return Index。

上図は、S&P 500と米国高配当株式のパフォーマンスを比較しているグラフである。

長期で見ると、【緑】で示す高配当株式が【灰】で示すS&P 500を上回っていることが読み取れる。

1999年末を起点としたトータルリターンを見た場合、高配当戦略は優れたデータを有している。

2.高配当株は下落時のクッションになる

引用:JPモルガンHPより

上図は、S&P 500が通年で下落した年の、S&P 500の下落率と米国高配当株式の騰落率を比較したものである。

2000~2016年において4回の下落年が存在した。

いずれの年も高配当株式のリターンがS&P 500を上回っていることが分かる。

高配当は下落時のクッションと言われる所以である。

3.配当はリターンの源泉

引用:JPモルガンHPより

これは、S&P 500の配当利回りと自社株買い利回りを見ている。

リーマンショック以降、最近では両者を足した利回りが5%で安定していることがわかる。

S&P500では株主還元の半分を配当で占めている。

さらにトータルリターンの約半分を配当が占めるというデータも存在する。

目に見えやすい配当。

配当が高いものを選ぶ高配当戦略。

非常にリーズナブルな戦略である。

参考 なぜ配当成長投資なのか? 3つの理由を考えた

4.配当をもらうと嬉しい

アメリカ株は四半期配当銘柄が多い。

その配当が高いとなると、株主としては非常にうれしい気持ちになる。

この嬉しい気持ちというのは投資継続の糧となる。

さらに下落相場においては、リターンのみならず心のオアシスとなって株主に恵みを与えてくれる。

精神的に弱い個人投資家にとって配当金というのは心の支えになる。

高配当戦略は弱者に手を差し伸べてくれる優しい手法だと私は思う

高配当戦略のデメリットとそれに対する反論

1.配当金には税金が毎回かかる

無配銘柄と配当銘柄のトータルリターン(税引き前)が全く同じだとする。

この場合、税金を考慮すると高配当銘柄の分が悪い。

配当を受け取る度に税金を支払わないといけないからだ。

これにあえて反論したい。

無配銘柄は、利益を確定するときには売却する必要がある。

現金が必要となったときや他銘柄に乗り換えるときが該当する。

この際には多額の税金がかかることになる。

つまり配当銘柄であろうが無配銘柄であろうが、最終的には税金支払が生じる。

それが後払いになるので無配銘柄の方がベターというのは納得がいく。

しかしながらそれほどまでに長く無配銘柄を持ち続けられる人はいるのだろうか?

私には無理だ。

例えば3年で3倍になった銘柄があるとしよう。

私ならば途中で売ってしまいたい病に罹ってしまう。

このまま持ち続けて下がったらどうしよう、とか不安になってしまうだろう。

途中で売ってしまいたい病に有効なワクチンは存在しないのだ。

そして途中で売ってしまいと思う程株価が上昇しないような場合には、無配銘柄の旨味がない。

いずれにせよ利益確定のためには最終的に売却することが必要となる。

税金支払を先延ばしにするメリットは、株価上昇した後も長期間保有し続けられる投資家にのみ与えられるものなのである。

このように考えると、株式交換でM&Aをするというのは有効な手段なのだと感じる。

個人投資家も株式交換ができるようになる時代が来ればいいな。

2.配当のメリットを享受するのに、一定額以上の種銭が必要

高配当とは、3%以上の利回りを想定する。

わずか3%である。

100万円の株だとして、年間3万円。

月に直すと2,500円。

これで満足できるだろうか?

高配当戦略といえどもそのメリットを実感するのに一定額の種銭が必要となる。

ここに持論をぶつけてみる。

さっさと種銭作れよ!

上述のように高配当戦略には複数のメリットが存在する。

それを知ったのならば、実感できるレベルにまではせっせと種銭を作ればよい。

サラリーマンだとしても、100万とか1,000万位の現金だったら気合いれれば何とかなるはず。

収入アップ、収入の複線化、節約、その後に資産運用。

厳しい世の中とはいえ、まだまだ日本は恵まれた国のひとつであるのだから。

こんな投稿してしまったので、私は本業でも頑張るよ。

そして節約に励むさ。

参考 サラリーマンは、株式投資をする際に前提条件を知ろう

で、どうする?

  • インデックス戦略
  • 高配当戦略
  • グローバル戦略
  • セクター戦略
  • バリュー戦略

ダウの犬とか、S&Pコア10種とか、高配当戦略には愉快な方法がたくさんある。

株価堅調すぎて購入に躊躇していたり、ドルを保有していなかったりするときには、どの銘柄が良いかなぁなんて選んでいるでも楽しい。

投資に感情は不要という声が多いが、私は楽しみながら投資継続していく。配当最高。

以上、高配当戦略のメリット・デメリットでした。

See you!

参考 ダウの犬銘柄 2017年版 ~高配当に恋焦がれ~

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