ちきりん著「自分の時間を取り戻そう」を個人投資家に当てはめると

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ちきりん著作、自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方を完読した。

仕事に従事している全ての日本人がぜひ手に取ってほしいと思った。

だが私のブログでその感想を書くのは趣旨に反する。

ここは「自分の時間を取り戻そう」を個人投資家に当てはめて考えてみたい。

参考 サラリーマンの目標の一つ、少なく働きよりよく生きる

高生産性シフトの衝撃

まずは問題提起から始まる。

時代は変わり、時間の有効な活用方法が変化してきている。

  • 仕事の仕方
  • 学校教育のあり方
  • 企業の税金への考え方

などなど。

時間の有効活用と言われると個人投資家としては、長期投資や複利の力を思い起こす。

だがもっと根本的なところを忘れていた。

そもそも自分自身が考えている投資方針は生産性が高いのか? 他により良い投資手法は無いのか?

ちきりん氏は、文字(テキスト)がもつ価値を説く。

2時間分の対談の書き起こしがあったら多くの人は30分もかからず全体の趣旨を理解できる、と。

テキストの生産性は動画の4倍から8倍も高いことを意味する。

本書を読み個人投資家としてまず大事なことは、

  1. 自分自身以外の投資方針が何かを考える
  2. その方針について書かれた良書を読む

投資のリターンだけではなく、投資手法そのものの生産性を考える必要がある。

日本株のスイングトレードで儲ける方法を勉強しようかな。

生産性と、投入する時間

ちきりん氏の本は言葉が厳選されており、とても分かりやすい。

おまけに図やグラフも見やすい。

負担を感じずにスイスイと読み進められる。

以下は、生産性の高低と時間配分の組み合わせを表した表である。

自分の時間を取り戻そうより

このように「自分の時間を取り戻そう」においてChikirin氏は、モノやコトを分類するときに2×2を用いて解説してくれる。

ここではまず高生産性を目指し、ついで投入する時間を減らすフローが推奨されている。

サラリーマンに対して「労働市場での評価をあげること」を意識しながら働け、と問いかけるとともに、厳しい言葉を添えている。

デキル人とは圧倒的に生産性の高い人であり、残念な人とは自分と周囲の時間を平気で無駄にする、生産性の低い人のことなのです。

厳しいよ、ちきりん。

自分の時間くらいは無駄にしたっていいではないか。

そう反論したくなる。

ところがこれを個人投資家に当てはめた時には見え方が変わる。

投資リターンと投入時間

ちきりん氏の概念を借り、投資家に当てはめると上図となる。

投資リターンが優れており、投資に割く時間が少ない というのが理想形だ。

ところがそうは問屋が卸さない。

なので多くの個人投資家は時間をかけてセクターや銘柄を研究をし、リターン向上に励む。

この2軸をさらにゆる~く考えると、さらに多くのセグメントが生まれる。

例を2つ上げよう。

  1. インデックス積立投資家
  2. 優良銘柄バイアンドホールド投資家

このゆる~い投資家群を先ほどの図に当て込むとご覧のとおり。

インデックス投資家は、リターンは市場平均と同等を許容しつつ投資に割く時間を徹底的に削減する。

一方の優良株長期投資家は、リターンを市場平均より少し高く希望しつつ投資に割く時間は平均レベルかそれ以下を前提とする。

どちらの投資家群も何かに秀でていたり、突き抜けていたりするわけではない。

ただいずれも投資行為における生産性を高める工夫をしている

良くも悪くも同じ穴の狢ってわけだ。

ぜんぶやる必要はありません

無駄な時間を減らすための具体的な3ステップをちきりん氏は提供してくれている。

  1. 「すべてをやる必要はない」と自分に断言する
  2.  まず「やめる」
  3. 「最後まで頑張る場所」は厳選する

とてもよいフレームワークである。

汎用性が高い。

例えば優良銘柄バイアンドホールド投資家に当てはめると

  1. 銘柄分析は全部やる必要がない
  2. 銘柄選定をやめる
  3. 過去リターンや、ある種の指標だけを用いるなど厳選した方法のみ使用する

米国優良株に投資している私に当てはめた場合は

  1. 銘柄選定や分析はやらない
  2. 知っている銘柄以外を見るのをやめる
  3. シーゲル銘柄配当貴族ダウの犬銘柄だけに絞る

となる。

いい、いいよ Chikirinフレームワーク。

さて自己肯定・自己満足に酔いしれたところでそろそろ終わりにしよう。

参考 アメリカ株投資の6つの魅力

まとめ、

ちきりん著 「自分の時間を取り戻そう」は多くの気づきを与えてくれる良書である。

全ての日本人に読んでほしい。

読み手の立場や背景により複数の解釈が可能である。

普遍的であり汎用性が高い。

個人投資家は投資リターンのみならず、投資手法の生産性向上を目指すとよい。

その際には投資関連の良著を手に取ったり、個人投資家のブログを参考とする。

テキストは動画より生産性に優れる。決して怪しい投資セミナーなんかに行ってはいけない。

自身の投資方法以外について理解を深めるとともに、やるべき事とやめるべき事の取捨選択をしよう。

終わりに、

Chikirin氏が投資をするなら、どの方法を選ぶのかな?

米国優良株投資だと嬉しいな。

生産性マックスのレバレッジ投資でしょ、とか言われたして…

以上、「ちきりん著「自分の時間を取り戻そう」を個人投資家に当てはめると?」でした。

一度手にとってみれば?

そんじゃーね。

なんて言わないよ。

See you!


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