米国株は11セクター、業種別の代表銘柄リスト

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アメリカ株のセクター分類はどうにもわかりにくい。

米国株は、各社によって業種の記載方法が少しずつ違うからだ。

厳密にセクター分けをしなくてもよいのだろう。

そうは言っても気になってしまったので、代表的な指数であるS&P500のセクター分類を整理しておくことにした。

尚、S&P500業種別指数は2016年9月に、これまでの10業種に「不動産」を加えた11業種へと変更されている。

セクター分類

業種Sector
1生活必需品Consumer Staples
2ヘルスケアHealth Care
3公益事業Utilities
4情報技術Information Technology
5資本財Industrials
6エネルギーEnergy
7電気通信Telecommunication 
8一般消費財Consumer Discretionary
9金融Financials
10素材Materials
11不動産Real Estate

上述のように、2016年9月から不動産(Real Estate)が追加となり11セクターとなっている。

不動産セクターを除いた10セクターの過去リターンを、ジェレミー・シーゲル著 株式投資の未来から転載する。

S&P500 10セクターの過去リターン(1957年~2003年)

セクター実質セクター・リターン
ヘルスケア14.19%
生活必需品13.36%
情報技術11.39%
エネルギー11.32%
一般消費財11.09%
金融10.58%
資本財10.22%
電気通信9.63%
公益事業9.52%
素材8.18%
S&P500平均10.85%

株式投資の未来によれば、セクター別の実質リターンはヘルスケアが第一位であり、生活必需品セクター、情報技術と続いている。

ヘルスケアセクター 製薬企業売上高ランキングベスト20
ジェレミー・シーゲル著 株式投資の未来によれば、ヘルスケアセクターの過去リターンは優れていた。おまけに、今後も投資リターンが有望なセクターとして記載されている。どのくらい製薬企業が優れていたのか、セクター別リターンを整理しよ...

各セクターの代表銘柄を、バンガード社のセクター別ETFを参考に整理しておこう。

1.生活必需品 Consumer Staples

【PG】プロクター&ギャンブル

【KO】コカ・コーラ

【PEP】ペプシコ

【PM】フィリップ・モリス

【MO】アルトリア・グループ

【CVS】CVS ヘルス

【WMT】ウォルマート

【WBA】ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス

【MDLZ】モンデリーズ・インターナショナル

【COST】コストコ

ウォルマートやコストコ等の小売業も、生活必需品セクターに組み込まれている事は注意に値する。

また、生活必需品売上高ランキング第一位はスイスにあるネスレであるが、日本在住の場合は投資がしにくいのは残念である。

2.ヘルスケア Health Care

【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソン

【PFE】ファイザー

【MRK】メルク

【GILD】ギリアド・サイエンシズ

【AMGN】アムジェン

【BMY】ブリストル・マイヤーズ スクイブ

【UNH】ユナイテッドヘルス・グループ

【MDT】メドトロニック

【ABBV】アッヴィ

ヘルスケアセクターは欧州企業が目立つ。

製薬企業売上ランキング2014第一位は、スイスのノバルティスである。

ノバルティスはADRとして、マネックス証券で取引可能。

3.公益事業 Utilities

【DUK】デューク・エナジー

【NEE】ネクステラ・エナジー

【SO】サザン・カンパニー

【D】ドミニオン・リソーシズ

【AEP】アメリカン・エレクトリック・パワー

【PCG】パシフィック・ガス&エレクトリック・カンパニー

このリストにはノミネートされていないが、配当貴族であるコンソリデーテッド・エジソン 【ED】も忘れてはならない。

4.情報技術 Information Technology

【APPL】アップル

【GOOGL】アルファベット

【MSFT】マイクロソフト

【FB】フェイスブック

【INTC】インテル

【V】ビザ

【CSCO】シスコ

【IBM】アイ・ビー・エム

【ORCL】オラクル

【MA】マスターカード

クレジットカード会社であるビザやマスターカードは、金融セクターではないのである。

5.資本財 Industrials

【GE】ゼネラルエレクトリック

【MMM】スリーエム

【UTX】ユナイテッド・テクノロジーズ

【BA】ボーイング

【HON】ハネウェル・インターナショナル

【UP】ユニオン・パシフィック

6.エネルギー Energy

【XOM】エクソン・モービル

【CVX】シェブロン

【SLB】シュルンベルジュ

【COP】コノコフィリップス

【OXY】オクシデンタル・ペトロリウム

【PSX】フィリップス66

7.電気通信 Telecommunication

【T】AT&T

【VZ】ベライゾン

【LVT】レベル3 コミュニケーションズ

【CTL】センチュリーリンク

【SBAC】SBAコミュニケーションズ

【TMUS】

電気通信セクターは、【T】と【VZ】だけで十分でなかろうか?

8.一般消費財 Consumer Discretionary

【AMZN】アマゾン

【HD】ホーム・デポ

【DIS】ウォルト・ディズニー

【CMCSA】コミュキャスト

【MCD】マクドナルド

【SBUX】スターバックス

【NKE】ナイキ

馴染み深い企業が並ぶ。

9.金融 Financials

【WFC】ウェルズファーゴ

【JPM】JPモルガン・チェース

【BAC】バンク・オブ・アメリカ

【BRK】バークシャー・ハサウェイ

【C】シティグループ

【AIG】アメリカン・インターナショナル・グループ

【USB】USバンコープ

【GS】ゴールドマン・サックス

【AXP】アメリカン・エキスプレス

アメックス【AXP】は金融セクターであり、ビザとマスターカードは情報技術セクター。

この違いを理解できない私には、金融セクターへの手出しは難しいかも。

10.素材 Materials

【DD】デュポン

【DOW】ダウ・ケミカル

【MON】モンサント

【LYB】ライオンデバセル・インダストリーズ

【ECL】エコラボ

終わりに、

世界一の超大国アメリカに存在する企業はやっぱりすごい。

これらの企業へ投資する事は、世界への投資とほぼ同じ。

あなたもアメリカ株への投資を検討してはいかがですか?

ちなみに私はマネックス証券を活用中。

これからも米国株連続増配銘柄へ投資をしていく。

Seen you!

*参考:歴代ダウ銘柄

*参考:配当貴族50銘柄

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『米国株は11セクター、業種別の代表銘柄リスト』へのコメント

  1. 名前:読者 投稿日:2016/12/12(月) 13:41:37 ID:9c9797400 返信

    V, MA は金融では?
    https://ca.finance.yahoo.com/q/in?s=v
    https://ca.finance.yahoo.com/q/in?s=ma

    • 名前:はちどうきゅうどう 投稿日:2016/12/13(火) 17:18:49 ID:d73c1c059 返信

      読者さん、
      Google finance とYahoo finance で、セクター分類が異なるようですね。
      今回は、バンガード社のセクター別ETFを参考に代表銘柄をピックアップしてます。
      セクター分類はある程度の目安、っていう感じで考えてます。

  2. 名前:坊ちゃんかぼちゃ 投稿日:2016/12/12(月) 23:52:29 ID:6b6da325d 返信

    こんにちは
    株に関して永遠の初心者で終わってしまいそうですが、ビザとマスターカードについて
    ビザとマスターカードは、銀行にカードを発行するシステムを提供しているだけで、貸し倒れが生じてもそれを負うのはカードを発行している銀行になります。
    アメリカンエキスプレスは、銀行としてカードを発行しています。貸し倒れは引き受けなければなりません。

    • 名前:はちどうきゅうどう 投稿日:2016/12/13(火) 17:21:48 ID:d73c1c059 返信

      坊ちゃんかぼちゃさん、
      ありがとうございます。
      銀行としてカードを発行しているか否か が決定的に違う、という事ですね。勉強になりました。ありがとうございます。

      尚、私は株に関しての素人であってもアメリカ株投資ならば成功する! という仮説を自分の投資によって立証しようとしています。
      これからもよろしくお願いいたします。

  3. 名前:玄徳 投稿日:2016/12/28(水) 23:10:51 ID:a673bd6c3 返信

    はちどうきゅうどうさん

    初めまして、「雪だるまつくろう〜米国債&米国株で配当再投資」という、しがないブログをやっている玄徳と申します。以前より、ちょくちょく来させていただいています。読みやすいスタイルのブログで、いつも羨ましく思っています。

    私は、できるだけ各セクターに偏りすぎないように気をつけようと思っているのですが、はちどうきゅうどうさんは、ここら辺のアロケーションについては気をつけてますか?

    • 名前:はちどうきゅうどう 投稿日:2016/12/29(木) 08:50:42 ID:4e0444f28 返信

      玄徳さん、
      こんにちは、初めまして。
      コメントいただきありがとうございます。
      ブログ、少し拝読しました。配当貴族銘柄を中心とした配当成長投資を実施されてらっしゃるのですね。
      私も同じコンセプトなのでFeedly登録いたしました。

      さて、ご質問頂いたセクターアロケーションについてですが、基本的にはシーゲル教授のデータを元に検討しています。
      ですので、生活必需品およびヘルスケアセクターをメインに考えており、この二つで50%程度にしたいと思っています。
      それ以外のセクターは割合を決めておらず、なんとなく分散している というのが現状です。